第８２回日本ダービー：エルバジェ系：SSブログ

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第８２回日本ダービー　[競馬] [編集]

皐月賞馬が断然の人気になっています。

皐月賞では三番人気だったドゥラメンテが、とてつもないパフォーマンスで弾けるような走りを披露。あれを見たらどうしたって人気になってしまいます。一方で不利が災いして無念の６着に敗れた皐月賞一番人気馬・サトノクラウン。ダービーでは三番人気になりそうです。皐月賞二番人気２着のリアルスティールはダービーでも二番人気ですね。

皐月組では４着に健闘したキタサンブラック。ここは枠順に恵まれなかった。ヴィクトリアマイルの江田騎手のように大外からハナを奪って逃げ残るレースができるかというと、スタートからノシを付けて行くタイプでもなさそうなのでこれはやはり厳しいと思います。ブラックタイドはともかく肌がバクシンオーというのも疑問です。

今週からＣコースということで内枠が有利になります。キャリアの多さが気になるけれど鞍上岩田というのも不気味なサトノラーゼン。トライアルを２着で駒を進めたタンタアレグリア。１枠両頭は不気味な存在になりました。

馬場は良。悪くてもやや重までと思われます。ならばドゥラメンテの豪脚が封ぜられることもないかなと。この馬は皐月賞でも見せたようなヤンチャな部分が唯一の懸念材料。それでもあれだけかかった共同通信杯で２着を確保するのですから能力は相当なもの。イメージとしてはオルフェーブルでしょうか。サンデーの肌にキングカメハメハであればクラシックディスタンスも問題ありません。　

一方のリアルスティール。馬券の軸とすればこちらがより堅実かもしれません。４戦（内皐月賞を含めて重賞を３戦）して連対を外したことがなく今回も３着までには来る可能性は非常に高い。

サトノクラウンの評価が難しい。そもそもアーティアスの肌にラストタイクーンがイメージできません。その仔がﾏﾙｼﾞｭ。基本的にはヨーロッパ血統で少し重厚なイメージでいいのかな？　そのサトノクラウンは４戦目の皐月賞で初めて１番人気になったけどスタートでもたつき後手を踏むと、道中は外々を走らされた挙句に勝負どころの４コーナーでは瞬間移動したドゥラメンテに思い切り振られて（ミハルカスの奇襲を受けたシンザンのよう？）一旦追い出しが出来なくなりました。とはいってもドゥラメンテが寄ってこなくても皐月賞の勝ちはなかったというのがビデオを見る限りの印象。それが２戦２勝と相性の良い東京コースに変ってどうなるか。

この３頭はいずれも人気。他では青葉賞を１番人気で勝ち上がったレーヴミストラル。タキオンをつけたレーヴデソールよりは距離に融通が利くと思われます。未勝利から３連勝で駒を進めてきました。

ポルトドートウィユ。お祖母さんのエアグルーヴに遡ってドゥラメンテとはいとこの間柄。クロフネが入っている分若干距離的な不安はあるもの良血馬ですね。

他では馬場が思い切り渋ったとかペースが超がつくスローかハイになった際に浮上する穴馬以外穴はないかと考えています。だとしても勝ちきれるまではどうか。　　となれば軸をどこにするかだけが問題かと。