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「必要とされる場所で・・」 [野球]

レンジャーズを自由契約になってからおよそ1週間での結論。藤川球児投手が日本の独立リーグへ電撃移籍。

藤川投手といえば、阪神タイガース不動のストッパーでした。 自身の可能性にチャレンジすべく新天地をメジャーに求めましたが1年目のカブスで腕の張りを訴え故障者リスト入り。メジャー在籍期間は2年2か月ですが実際彼が活躍したのは最初の1ヶ月。不本意な成績でした。

松坂大輔、和田毅、ダルビッシュに田中将大等々。日本で大活躍し鳴り物入りでメジャー移籍したビッグネーム達は申し合わせたように先方で腕や肩を故障してしまします。 ひとつには日本にいたときに消耗してしまっていること。そしてひとつにはメジャーでの登板間隔が日本のそれと違うために調整が難しいことではないかなと思います。

一方で野茂英雄、黒田博樹、上原浩二のような成功例もあります。何が違うのか? アタシには何とも分かりません。

 

さて、その藤川投手はメジャーを自由契約となってから他のメジャー球団や古巣阪神タイガースをはじめ複数の球団からのオファーがあったらしいですが、「故郷の高知で、未来のスーパースターになるチャンスを持った子供達に僕が投げる姿を見てもらって今後の夢に繋げて貰いたい」という思いで高知ファイティングドックスへ電撃入団することになったようです。

故郷、子供達、夢 素晴らしいワードです。 

火の玉のストッパーとして闘志を剥き出しに思い切り腕を振って打者へ向かっていく姿は必ず野球少年の手本になるでしょう。甲子園もいいのですが、もっとずっと小さくてファンが触れ合えるような球場で投げる勇姿。想像しただけでもワクワクしてしまいます。 この地でいつまでプレーするかわかりませんが一つのステップとしてとても素晴らしいことだと思います。

一部で「無給で」とかいわれています。ひとのサラリーに大きなお世話かもしれませんが、アイランドリーグはボランティアの場ではありません。ロッテの角中選手のようにそこでプロに夢をつなげる人や生活のために頑張っている人たちが働く職場です。月給が例え数十万であっても所属する以上は給料を貰ってほしい。本当に大きなお世話と思うでしょうがこの国に生まれた年長者としてそれだけは是非にと願っています。

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四国アイランドリーグ。今年は楽しみです。


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