城東散歩 [街歩き]
門前仲町の門はご存じ深川不動尊。成田山新勝寺の東京別院だすな。
戦禍で焼失した本堂は昭和25年に印西の竜腹寺から移設したもの。
竜腹寺はかつてこのブログでも紹介させていただきましたが、印旛沼の竜神伝説に因んだお寺です。
その昔、下総の国で干ばつが続き、困り果てた村人を救おうと印旛沼に生息していた小竜が健気にも竜神にお願いしようとに天に上ります。 途中、竜神の怒りに触れた小竜はその身を三つに切り裂かれてしまします。頭は栄町に胴は印西町に尾っぽは匝瑳に落下。おかげで地域では大雨が降り、干ばつは解消されました。
小竜を気の毒に思ってそれぞれの地に竜角寺、竜腹寺、竜尾寺を建立したとのこと。
その竜腹寺の本堂が昭和になって深川に移築されたのですな。なにせ参詣客の数は深川と竜腹寺では比較にならないほど違いますからね。深川は栄えますが印西竜腹寺は閑散とした山寺になっております。寺に祀られた後もこうしてまた人のために貢献している竜って・・。
そんな因縁かは知りませんが深川不動尊の敷地にも竜神さまが丁度三体。
深川不動尊のお隣はこちらも有名な富岡八幡宮。
富岡八幡宮は相撲の勧進と深いご縁があるとのことで、境内には陣幕親方が発起人となって明治に建立された歴代の横綱の名を刻んだ横綱力士碑があります。「魚かし」が気になりますね。
富岡八幡宮をでて今日のメイン清澄庭園へ向かいます。
近辺にはお寺が多くぶらぶらしていると棒にあたります。
東京一大きい閻魔様がある法乗院。
写真には納まっていませんが、手前にお賽銭を受ける穴?がいくつもあります。
お願いによってお賽銭を入れる穴が違うのですね。息災延命、合格成就、家内安全、交通安全など一般的なお願い事の他にうそ封じやら浮気封じ、ボケ防止など結構気になる穴があります。お願い事が決まったらその穴にお賽銭を投入しますが、それを受けてそれぞれのお説教が聴ける仕組みになっています。アタシは勿論ボケ防止に投入しましたが「もう遅い」との声が後ろから聞こえてきたような気がします。
竜神様かっこいいな~。
竜って本当に居たのかなぁ~?って
真剣に考える時がたまにあります。笑
閻魔様迫力満点~!><
ねね
by 今造ROWINGTEAM (2015-05-08 09:53)