世界遺産になるということ・・ [雑感]
世界的に貴重なものとして大きな観光資源になります。
観光客が沢山来れば食べ物屋さん、お土産屋さんを中心に経済効果が上がります。
世界遺産=金を産む鶏 といったら言い過ぎでしょうか。
先日、富士山麓の忍野を30年ぶりに訪れました。
かつての忍野は富士の伏流水と豊かな自然に恵まれた田舎でした。 ひたすら山郷でした。
それでも観光マップに掲載されていたのでお土産屋さんも数軒あったように記憶しています。ガイドブックを片手に散策する人たちもいましたし、ドライブコースのワンポイントでもありました。
富士山が世界遺産となり、周辺は一大観光スポットとなりました。
忍野も例外を免れることはなかったようです。
あの頃はこんなに賑わってはいませんでした。
そして、それが良かったし、自然と静寂が一番の観光資源だったように感じました。
驚くほど澄み切った水と空気に恵まれた田園風景。のんびりした声で売られていた焼き玉蜀黍。そこにいるだけで心と身体が洗われていくようでした。
今、忍野八海一帯は戦場です。特に週末に行くと顕著に感じられることでしょう。
埋め立てられた駐車場に押し寄せるバス。バスから吐き出される人々が向かう先には土産物屋さん。その土産物屋さんから大きな声で「ホォアンイン カーリン!」売り子は明らか中国人。
忍野で南部鉄瓶買ってどうすんの??
赤珊瑚も忍野名物なんぢゃないの??
世界遺産ってなんなのかなあ・・・って思わされますよね^^;
たまに『ほんとに興味あって来てるの?君達・・・』って思うこと多々です^^;
by ちょいのり (2015-04-10 02:42)