温泉記号 [旅]
親切なおじいさんに助けられた雀は、障子の張り替えに使う糊をなめてしまって・・・
おばあさんに見つかって舌を切られてしまいます。山に逃げ帰った雀をおじいさんが探しに行くと、雀たちはご馳走したり踊りを見せたりとまるで竜宮城並みのおもてなし。最後に玉手箱ならぬつづらをプレゼントされるが、そこは正直者で無欲なおじいさん小さい方のつづらをもらって帰ります。
どうせなら大きいつづらをもらいたいと、いじわるしたおばあさんが山の雀に会いに行く。お約束のつづらには化け物達がぎっしり詰まっていて・・・。
そんな舌切り雀のお話はこの地で生まれたといわれ、明治時代にこの地を訪れた厳谷小波(いわやさざなみ)によって童話として現代に伝えられることになります。
その磯部温泉で散歩の足を癒そうと途中下車。
歴史ある温泉街も今は昔でしょうか。駅前はシャッター通り、歩く人も疎らでした。
目指す足湯は駅から徒歩7分程。しかし・・
ここを目的としての途中下車も残念な結果と相成りました。
愛妻湯の町という看板と恐妻やきもち?? この二つの謂れはなんでしょうね。
アタシ的解釈では愛妻なんていっても裏を返せば恐妻だったりするとかね。まぁよくわかりません。
そして、この磯部温泉にはもうひとつ歴史的な足跡があるのです。
おなじみのマーク。 実は磯部温泉が発祥の地とか。万治4年というと西暦の1661年。江戸時代だすなぁ。他にも明治末期に別府温泉で生まれたとか、いやいやドイツだすよとか諸説あるようですが時代的には磯部温泉が一番古いそうです。
楽しみにしていた足湯は試せませんでしたが、ちょいといいお店をめっけたのであいしゃるりたーんと言っておきましょう。
磯部はバブル時にハチャメチャやった記憶があると(父が)・・・(*^_^*)
ところで、おぢいちゃん元気ないけどどうされのかなぁ?
でも、アイ・シャル・リターンだから。。。
by ぐす (2013-09-25 08:46)