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岩田康誠騎手快挙! [競馬]

オーストラリアで7日行われたメルボルンカップ(G1・3200m)で、岩田康誠騎手とデルタブルースが見事に優勝しました。頭差の二着はポップロックで角居調教師はなんとなんとワンツーを決めてしまいました。デルタは菊花賞GⅠ(3000m)、ステーヤーズステークス(3600m)を優勝している長距離を得意とする競走馬です。現在の日本の競馬はスピードを一番に求める傾向にあり、長距離のレースは番組自体減少しています。

天皇賞秋を2000mに変更した1984年以降、この傾向が強まった気がします。それまではスタミナ+スピードだったのがスピードを重視し欧米の馬に対抗できる競走馬を作ろう。という考えに変わってきたようです。この距離短縮はシービーを勝たせる為にしたという与太話もあったそうですが。

何にせよその後のJRAはひたすらスピードを求め、レコードがこれでもかというくらいでる固い馬場をつくったり、生産者もミスプロ系がもてはやされるようになりました。

今回、デルタブルースが海外の長距離G1を勝ったということに意義があると思います。過去にはエルコンドルパサーが勝ったサンクルー大賞2400mが最長距離です。それを一気に800m延長したブルース。今の傾向では今後も破られることの無い記録になるでしょう。

有馬記念での頂上対決に又ひとつ楽しみが増えました。


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