潮干狩り♪ [千葉散策]
ふなばし三番瀬海浜公園で潮干狩りが始まっています。
この日は泊明けで二俣新町駅から徒歩で公園へ向かいました。
埋立地の一本道は海からの向かい風がまともにぶつかって、思いのほか時間がかかります。およそ2kmの道程をこの日は30分近くかけてしまいました。しかも結構海風はさぶい・・。途中で何度となく回れ右して帰りたくなりましたが、車で来ている家族とが待っているので・・。
この日は干潮が丁度お昼にかかるため結構な賑わいです。 11時に開場となるのですが、20分前くらいには既に列が出来上がっています。また、エリア外でも買がとれることもあり、早い人は10時前から汐が引き始めた砂浜を掘り返していたりしていました。
風と寒さに少々辟易していたアタシですが、いざ熊手を持つと「獲ったる!」という気持ちになるから不思議です。
昨今どこの潮干狩り場も船で貝をばらまいていますので、いるところは結構かたまっていたりします。要はその金脈を見つけられるか否かが勝負の分かれ目のようです。
熊手で堀返し、手ごたえがあると手でそうっと掘り進めます。捕まえた貝は海水で軽くゆすいでネットへ入れます。そんな作業を座って繰り返すので、手は結構汚れます。本当はもっと写真撮りたかったのですが、貝に気持ちが行っている分疎かになりました。
始めて15分程の収穫。結構大きいアサリが獲れました。数は少ないけれどハマグリも交じっています。こちらはもう少し大きいと焼き蛤にできるのですが、流石にそこまでの大きさはありません。
一心不乱に砂を掘り返すこと1時間。いい加減獲れたし、足も痛くなってきた(足の指とふくらはぎを攣りました)ので撤退。それでも一人1kgは優にあります。一晩塩抜きしてご近所へおすそ分け。我が家ではバター炒めやお味噌汁、パスタなどのアサリ尽くしをいただきました。
アタシが幼少のみぎり、当地は完全に海でした。潮干狩りをするというと、谷津遊園の海岸を掘り返したものです。京成の谷津遊園駅(現谷津駅)を降りると会場までは左右に露店が並んでいました。アサリやハマグリも売っていたように思いますが、印象に残っているのは海ほうずき。これを細工して笛のように音をだすのですね。色とりどりのほうずきと色々な音があって沿道を賑わしていました。他にはヤドカリ。梯子が作ってあってそこを何故か彼らが登ったりしているのですね。思えばヤシガニもそんなもんか・・・。砂だらけのビーサンで電車に乗る、はっきり昭和でしたよ。
その頃矢鱈とれたのがバカ貝。口開けたままだからこんな嬉しくない名前がついたらしいのですが、アサリ目当ての我々からははっきり言って外道でした。今思えばあれはアオヤギ。高級品だすな。
今回獲れると期待していたのですが、全くなし。
アオヤギまでは流石に撒かないってことでしょうね。野生のアオヤギが獲れたあの頃が懐かしいっす。
因みにアオヤギとハマグリは結構似ています。少々小ぶりなことと舌みたいなところがオレンジ色をしているのはアオヤギと思ってよろしいかと・・
三番瀬海浜公園の潮干狩りは6月11日迄行われる予定です。29日、30日もお昼位に潮干狩りが可能とのこと。どうしても大潮の日にという方は5月27日のお昼前が狙い目ですぜ(^O^)/
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