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大相撲大阪場所 [スポーツ]

新横綱・稀勢の里の優勝で大団円(^o^)

恐らく相撲のことを書くのは10年来のブログで初めての事かと思います。

皆さんも稀勢の里の優勝で勇気とか元気を貰ったのではないでしょうか。アタシも決定戦が終わってしばらくは胸がいっぱいになりました。

アタシの中で稀勢の里はずうっと魁皇とかぶっていたんです。強いけど横綱になれないところやそれでも只管相撲道に精進する姿が。

毎場所が綱獲りといわれながらあと一つの星が足りずで、きっとこの人はとても強いけれど横綱になれないそんな力士なのだろうと思っていたのです。それが先場所初優勝して晴れて横綱へ昇進。日本人が待ち望んでいた日本人横綱の誕生で稀勢の里フィーバーが巻き起こりました。その騒ぎは琴奨菊が優勝した時を彷彿とさせ、これでは稽古をする時間がかなり削られてしまって翌場所が大変苦労するのではないかと思ったのですが、初日から白星を積み重ね、押し込まれても土俵際の強さを見せつけて優勝目前・・・好事魔多しで13日目に初黒星とともに大怪我を負う不幸。

アタシはあそこで休場確定と思ったのですが、まさかの出場。やはり土曜日は全く左手が使えず稀勢の里の相撲が取れない状態でした。だから千秋楽も北の富士さんが言うように「出ているだけ、それでも十分」と思っていました。

優勝を争ったのは大関・照ノ富士。彼も足の怪我をおしての土俵でした。ただ、彼にとって不幸だったのは14日目に対戦した琴奨菊戦で立ち合いに大きく変化したこと。琴奨菊は人気の力士で今場所大関復帰がかかっていました。条件は10番勝つことでこの時点で残り二日を連勝すればだったのです。ファンに人気の琴奨菊がそういった状況の中で照ノ富士自身も優勝が懸かっていた大事な一番。立ち合いで変化したのは確かに勝ちに拘って大関らしからぬ相撲だと非難される面はありますが、実は照ノ富士の足も相当悪かった。だから勝つためにはしかたなかったのだと思います。あれしかなかったがやはりかなりブーイングを受けてしまった。これが千秋楽の相撲に後を引いてしまったのでしょう。手負いとはいえ相手は横綱。しかもここ数戦は負け続けている苦手な相手。できればここも替わって足に負担をかけずに終わりたかったでしょう。稀勢の里にしても勝機は右からの投げだけ。本割も決定戦もお互いの出方を探り合っていたため呼吸が合わず仕切り直しとなっています。手負いのヒーローと勝ちに拘るダークな大関という構図になってしまったところが照ノ富士の不運だったと思います。完全アウェイ。多分ですがあのまま照ノ富士が優勝しても素直に喜んでもらえなかったでしょう。座布団が飛び、ブーイングのあらしの中で表彰されたと思います。これは辛い。

 

表彰式で君が代を歌っていた稀勢の里が涙を流す姿はとても美しく見えました。貴乃花の夏場所を思い出した人も多かったと思います。残念ながら内閣総理大臣はあの方ではなく表彰式もTV放映されませんでしたが、いつも通り首相は臨席せず代理人が表彰状を読み上げたようです。こんなところもアタシが安倍を評価できない一つだすな。

 

何はともあれなにわの場所は稀勢の里奇跡の逆転優勝という大団円で終わりました。白鵬が早々に休場し、残りの横綱もともに10勝どまりというお寒い中、本当に頑張って土俵を務めた稀勢の里。今はしっかり傷を治してください。マスコミも過剰な報道は慎むように。

 

 

実はアタシの祖父が富士桜の大ファンでして・・そんな頃から結構相撲は見てきております。高校時代は巡業のお手伝いも齧りましたしね。  俄みたいなもんですが、歴は長いようだす(^_^;)

 


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馬爺

稀勢の里には感動を覚えましたね、怪我をした時には本当にこれで終わりかと思いましたが横砂の意地で出場あれが相撲ファンの感動を呼びましたね、まさか優勝とは思いませんでした。
さて今日も頑張りましょう。
by 馬爺 (2017-04-01 08:28) 

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