鯖寿司 [食べ物]
法事で小浜に帰省したのは折も折、半夏生にあたりました。
関西で蛸を食するのは有名なようですが、福井県大野市では焼き鯖をやるそうです。
大野は山の中の街でして鯖は獲れません。一方の小浜市は半夏生=焼き鯖の図式はないのですが、市内中心部にある泉町は若狭鯖街道の起点であり、この時期の商店街には焼き鯖の匂いが満ちています。
焼き鯖・・。鯖を焼いたヤツですが、鯖の開きではありません。生のまま一本丸ごとを炭火なぞで豪快に焼くのです。
それを生姜醤油で頂くのですが炭火がとても香ばしくて油が旨いのです。
しかし、鯖一本は一人でなかなか喰いきれません。よほどお好きな方ならいけるでしょうが・・。
鯖寿司はそんな焼き鯖を押し寿司にしたものですが、酢で締めた生の鯖寿司もあります。どちらかはもうお好みの問題となりますがいずれにせよ酒が進んで困ってしまうのが鯖寿司(^_^;)
義兄が面白がって4本も買ってきました。食べ比べるとのこと。
このうち一本(鯖棒寿司)は生の鯖で残り三本が焼き鯖寿司です。
利き酒ではありませんが、敢えて名を隠してチャレンジしました。
4本目は棒寿司だすな。昆布締めが鯖の油とあいまって冷酒が進んで仕方ない味でした。敢えて難をいえば生ですから日持ちがしないことでしょうか。美味し!
一番上は棒寿司と同じく泉町の田村長のものです。実は鯖が一番でかかった。
田村長の焼き鯖はどちらかいうと上品なお味。最初の一口は鯖!という感じが強く、初めて食する人には若干抵抗があるかもしれません。我々も等しくそう感じましたし、やや重たいかなと感じました。
一方その下二つはとても無難な味です。万人受けするっていうのかしら。当たり障りなく鯖寿司の美味しさが味わえます。ショウガを使ったり山葵を使ったり、鯖の旨味を引き立てる脇役の工夫がされています。
しかし、一巡してみて感じるのは田村長の品質。 それぞれ一切れ試した後でもう一度食べたいのはどれ?と聞かれて4人が4人とも田村長に行きました。
年に一二度の帰省。まして鯖寿司を食べる機会なぞほとんどない我々ですが、この中では田村長の味が抜けているという認識で一致しました。偶々でしょうが(^_^;)
最近は輸送機関が良くなっているので鮮度を保ったままの小浜産鯖寿司が各地で味わえるようになっています。
どこの名物でも大抵本家・元祖など数社が同じ商品を製造しています。湯元の温泉まんじゅうだっていろんな味がありますね。それと一緒です。色々食べ比べて自分の舌に合ったものを探してみてほしいなと感じた今年の半夏生でした。
お次は土用の丑ですか?どこのスーパーのうなぎが旨いか・・・(失笑)
焼き鯖もへしこも 大好物です♬☆
by 獏 (2016-07-10 07:52)
お~鯖寿司食べ比べ いいでやすなぁ!
焼き鯖寿司も旨いでやすよね~
by ぼんぼちぼちぼち (2016-07-12 15:51)
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